田辺三菱製薬のTOB、釣られあがった製薬株を信用売り
- 2019.11.19
- 投資

やっちゃんパパです。
11月18日公開買い付けにより、三菱ケミカルホールディングスは田辺三菱製薬を完全子会社化することを発表しました。
三菱ケミカルホールディングスが田辺三菱製薬をTOB
三菱ケミカルが、素材関連で進めてきたデジタル開発手法を共有するとのことです。
従来の創薬にとどまらず健康管理や予防医療、再生医療などの分野でサービスを提供する体制を整え、規模で劣るメガファーマに対抗していくとのことです。
最初このニュースを聞いて、完全に時代に逆行しているような動きだと思いましたが、三菱ケミカルホールディングスとしては吉とでるか凶とでるか?
TOBに伴うプレミアムを、15日終値(1313円)に約53%つけ、1株2010円で他の株主から株式を買い付けると発表されました。
これを受けて、田辺三菱製薬の株価は当然のストップ高で、ホルダーの皆さんにとっては朗報でした。
一方、ボクのように、三菱ケミカルホールディングスの株主にとっては、ネガティブニュースとなりました。。。
この裏で製薬会社の株も値上がり
ここで、今日の株式市場では、第二のTOBを狙ってか、子会社が製薬会社となっている2社、協和キリンと大日本住友製薬の株価がそれぞれ、5~7%上昇しました。
協和キリンの親会社はキリンホールディングスで、大日本住友製薬の親会社は住友化学になります。今回のTOBの田辺三菱製薬と三菱ケミカルホールディングスの関係と同様です。
しかし、投資家の皆さん、いくらなんでも気が早すぎるでしょう!
ということで、自身初となる信用売りに手を出してみました。
これまで、長中期の投資を基本としてきたので、投機的な売買はほとんどしてこなかったのですが、今回は大日本住友製薬の株を売りました。
ただ、今週中に戻らなければ、読みが外れたということで損切としたいと考えています。
まとめ
業績に関係ない値動きは基本的に元の水準まで株価は戻ると思っていますが、どうでしょうか?吉と出るか凶とでるか?
大型TOBが続きますね。

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